Nuclear Neurology
中枢神経では主に脳の血流の診断をしています。脳血管障害患者では脳内の比較的太い動脈の狭窄、閉塞の情報と同時に、脳の細胞レベルで血流の情報は重要で、核医学はこの情報を担っています。また腫瘍性病変に対してそのグレードや治療に対する反応、グリオーシスとの鑑別などを行っています。中枢神経核医学として知られるこの領域では、現在次のような情報が得られるようになっています。
- 脳の血流 安静での血流および種々の負荷に対する血流の変化や予備能を見ることができます。Tc-99m HMPAO、Tc-99m ECD、I-123 IMPなどを用います。
- 腫瘍性病変 Tl-201や99m MIBIによる頭蓋内病変のイメージングを行います。
当科での研究(1992-)
脳血流の定量化(絶対値測定)に関する研究、局所脳虚血におけるアセチルコリンリセプタおよびmRNAの変化に関する研究、ベンゾジアゼピンリセプタイメージングによるてんかん焦点の検出に関する研究、ドーパミンリセプタイメージングによるパーキンソン病の評価に関する研究などが含まれています。
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