人間学科───Department
of Human Studies
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人間学科の学問領域は,大別して,行動科学系(心理学,社会学,文化人類学)と思想系(比較文化,哲学・人間学)にわけられます.人間の多様な側面を,行動(内的過程も含む)と思想に大きく切りわけて,それぞれの伝統と独自性をもつ複数の専門的立場からアプローチしようというのが人間学科の特徴です.人間学科の学問領域は高校までのカリキュラムに含まれていないものが多いので,皆さんのやりたいことと,本学科の各履修コースの内容がマッチしているかどうか,よく検討してください.人間の行動や思想について,学問的な方法でじっくり研究したいという人を待っています. |
| ■ 心理学コース 人の行動を手がかりに科学的に心にアプローチする ■ 社会学コース 社会システムとその課題に複眼的視点でアプローチする ■ 文化人類学コース フィールドワークを通して様々な異文化を理解する ■比較文化コース アジア諸地域を中心に文化のもつ多様性と普遍性を探究する ■哲学・人間学コース 普段見過ごして気付かない〈真理〉を自らの力で考えぬく |
■専門科目
人間学科の一年生を対象とした必修科目として,「行動科学序論T・U」があります.この科目では,文学部が独自に編集した『人文科学の発想とスキル』を教材として,学科のさまざまの専門領域の教員が,人文・社会科学に共通する学問の手法・研究の仕方について紹介・説明を行っていきます.高校での勉強と大学での勉強の仕方の違いをわかってもらいたい,という意図もこめられています.「行動科学序論T」では各コースの紹介が含まれるので,コース選択にも役立てて下さい.また「行動科学序論U」では情報処理に関する基礎的技術の習得が含まれます.
各コースで開講されている科目には,授業のかたちからいうと,次のようなものがあります.
講義… 各教員が自分の専門分野に基づいた講義をする.
演習… 専門的文献(外国語文献のこともある)を学生が中心になって,読んでまとめ,報告し,みんなで考え議論する.
実験… 人間や動物を被験者(体)として,データを収集する.
実習… 面接・調査などの技法を習得する.
調査実習… フィールドに出てデータを収集したり,質問紙調査では,コンピュータによるデータ分析を行ない,報告書を作成する.
演習,実験,実習,調査実習など,学生が主体的に参加する形式の科目も多いのが特徴です.
また,学業の締めくくりとして,4年生には卒業論文・卒業研究が課せられます.これらの内容や学年ごとのカリキュラム構成は,コースによって異なるので,以下のコース紹介を見て下さい.
■ コース選択と進路
5つの履修コースを原則として各4名の教員が担当しています.(さらに,助手2名,基礎文化論に1名).
入学時点で希望コースのアンケートをとると,希望がかなり偏っていますが,コース所属をきめる1年次の終わりになると,希望コースはもっと多様化するのがふつうです.各コースの受け入れ上限数を越える希望者があるときは,選抜が行われます.2005年度の場合には,心理学コースで選抜が行われました.
2年から卒業までは,自分が所属するコースの専門科目をとっていくのが中心になりますが,自分が所属しない他コース,他学科の授業に出席することも,自由にできます.
卒業生数は年度によって異なり,05年度の卒業生は53名,04年度は47名,03年度は57名でした.就職先は文学部全体の傾向とほぼ同じですので,本冊子35頁を参照して下さい.職種別に見ると,一般事務・営業・販売の他に,システム・エンジニアや家裁調査官など専門的職種に就く人もいます.
大学院進学は他大学の大学院への進学も含めると,毎年5〜10人くらいいます.
本学科を卒業すると,どのような専門的資格を取得できるか,本冊子5頁および以下のコース紹介でふれているので参照して下さい.本学科の各コースでは,特定の資格に直接結びつくような指導に力点をおくことよりも,むしろ,諸資格の取得にも役立つような基礎的知識の習得をめざす教育に力をいれています.資格にこだわらず,幅広く専門分野の基礎を勉強する意欲ある人を本学科は求めています.







