関西フランス語教育研究会

RENCONTRES PEDAGOGIQUES DU KANSAI

最新更新日:2004年11月21日

[フランス語版 VERSION FRANCAISE]

第19回関西フランス語教育研究会は2005年3月30日、31日の両日に開催されます。会場は大阪日仏センター・アリアンスフランセーズの予定です。案内送付を希望される方はランコントル公式サイトを御参照ください。



 

 

「関西フランス語教育研究会」とは・・・

フランス語の名前をとって通称「ランコントル」Rencontres(「出会い」という意味です)と呼ばれるこの会は関西のフランス語教員有志が自主的に組織・運営しているもので、春休み中の二日間、各90分の「アトリエ」を約30開き各アトリエでフランス語教育に関するテーマについて話題提供者の報告を聞き、討論を行います。
第一回は1987年3月、神戸セミナーハウスで開かれました。
前回までのアトリエ内容要約は『関西フランス語教育研究会報』として刊行されています(12号までは全アトリエのレジュメ、13号以降は大会参加者による投稿論文集形式になっています)。

以下に第16回大会、第15回大会、第14回大会の概要を御紹介しておきます。



Formules et frais de participation
A \ 16,000 2 jours, 2-4 pers/chambre, repas 両日参加,2−4人部屋,食費
B \ 12,000 2 jours, repas sans chambre 両日参加,宿泊無し
C \ 8,000 le jeudi 28 mars, repas 28日(木)のみ参加
D \ 8,000 le vendredi 29 mars, dejeuner 29日(金)のみ参加

※学割:学生の方は、当日、受付で学生証をご提示下さい。
2000円の払い戻しを致します。

Procedure d'inscription
1. remplir le mandat-carte postal en precisant bien :
-- la formule choisie (A, B, C ou D)
-- les numeros des 6 ateliers auxquels vous souhaiteriez assister
2. effectuer le virement

au plus tard pour le vendredi 15 fevrier 2002
 参加お申し込みは、振替用紙に必要事項をご記入の上(ABCDいずれの形で参加するか、また参加希望アトリエを最大6つまで決めて)、2月15日(金)までに郵便局にてご送金下さい。現金による当日支払いはご遠慮下さい。
N.B. Les reservations hotelieres etant definitives le 10 mars, nous ne pourrons effectuer aucun remboursement si vous annulez la votre apres cette date.
3月10日を過ぎますと変更は不可能です。会計処理が極めて困難となりますので、その際の払い戻しはご容赦下さい。

Diffusez autour de vous SVP cette invitation aux Rencontres 2002. Si vous manquez de mandats-cartes pre-imprimes, utilisez un mandat-carte ordinaire en l'adressant a :
numero de compte 口座番号:00960−7−70988
titulaire 加入者名:関西フランス語教育研究会 ランコントル



今回の主要テーマと、開催されるアトリエ・リスト(< > 内は使用言語。<F>フランス語、<J>日本語、<F/J>日仏両語)

Theme 1 : フランス語教育に文化をどう活かすか COMMENT S'INTEGRE LA DIMENSION CULTURELLE DANS L'ENSEIGNEMENT DU FRANCAIS ?

 母語と異なる言語を教えること/学ぶことには、その言語の文法体系を教えること/学ぶことのみならず、異なる行動様式・考え方・習慣を教えること/学ぶことが必然的に含まれてきます。このような言語の文化的側面を教える際、それぞれの教員のアプローチの仕方は多様なものになるはずです。というのも、ここにはまず実際の教育現場の状況や技術的な制約があり、さらには個々の教員の社会的・個人的経験や、教育に対する価値観、イデオロギー、職業的倫理観等々が関わってくるからです。
 −授業においてどのような「文化」を伝えるのか?
 −「文化」は「自然に」授業のなかに含まれてくるものなのか、それとも授業のプログラムのなかで意図的に、具体的に取り入れるべきものなのか?
 −授業で使う教科書は教員や学生のこうした要請にどのように対応しているのか?
 −教員は言語の文化的側面を、学生のモチベーションを高めるために利用できるだろうか?
 このように問うことから始めてみても「授業への文化的側面の導入」というテーマがひろく議論を交わすにふさわしいものであることがわかります。フランス語を教えること/学ぶことを通して皆様がどのようにご自身の考えを授業に反映させておられるのか、実際の教育現場からの体験報告をもとにこのテーマを掘り下げていくことは非常に有意義なことだと思われます。幅広い活発な議論となりますよう皆様の積極的な参加をお待ちしております。

1 NOZAKI Jiro <J> 異文化理解としての外国語学習の陥穽 − 立命館大学(フランス語)の場合
2 VANNIEUWENHUYSE Bruno <F> Integrer concretement le style conversationnel francais dans lユenseignement de la conversation
3 TAKAGAKI Yumi <J> FOS(特定目的のためのフランス語)と文化
4 BESIAT Jean-Pierre <F> Dimension culturelle de l'apprentissage : connaissances ou savoir-faire ? Un regard sur ses propres pratiques culturelles
5 KASUYA Yuichi <J/F> Chansons de metissage culturel
6 ANAN Fumiyo <J> 文化をどのようにフランス語の授業にとりいれるか
7 POISSON-QUINTON Sylvie <F> Motivation a apprendre et sensibilisation a l'identite / alterite
8 NISHIYAMA Noriyuki <J> ヨーロッパでは言語文化教育・学習をどのように統合しているか ?
9 TSURI Kaoru <J> フランス文化のグローバル化と世代間ギャップ−われわれは同じフランス語教師なのか?
10 DRIGUES-SUGIMOTO Michel <F> La simulation globale pour motiver l'apprentissage du francais
11 HORI Shigeki <J/F> Projet d'un livre : "50 mots pour comprendre la France contemporaine" 企画:『現代フランスを理解するためのキーワード50』
12 IKAWA Toru <J> Comment enseigner la culture en classe de francais ?

Theme 2 : Oral-Ecrit をどう結びつけるか  COMMENT AFFRONTER LA RELATION ORAL-ECRIT ?

 Oralは大事です。Ecritも大事です。では両者の連関はどうでしょうか?
 一方には教室で楽しくおしゃべりが出来るもののその後に残る知識がほとんどないという授業があり、もう一方には文法知識を積み重ね紙の上では相当高度なフランス語文が扱えるようになっても口はずっと閉じたままでありフランス語として許容できる発音が習得されないという授業があります。うまくやればOralとEcritは大きな相乗効果をもたらすはずですが、この二つを有機的に結びつけた授業を計画するには、前提となる理論的考察、実践報告の検討がまだ十分ではないように思われます。たとえばまずどのようなタイプの授業においてOralとEcritの結びつきが扱われていると言えるか考察する必要があります。そしてこの連関が学習のどの時点でどのように導入されるのかということも考えなくてはなりません。またこの連関はひとりの教官の授業の中で完結するものだけではなく、複数の教官による役割分担にも反映しているはずです。言うまでもなくこの問題にはフランス人教師と日本人教師の連携ということも大きく関わってきます。
 「OralとEcrit」というテーマについては、あるいは初めて考えるという方さえおられるかもしれません。しかし明らかにすべての教官が常に直面していることであり、さまざまな問題意識につながっていくはずです。この機会に考察を試みられてはいかがでしょうか。多くの皆様の参加をお待ち致しております。

13 GUERRIN Gilles <F> C'est qui qui m'ecoute ?
14 MIZUNO Izumi, EBARA Izumi <F/J> Comment utiliser la methode INITIAL dans la classe ?
15 PELISSERO Christian <F> Comment creer des exercices pour l'ecrit et l'oral ?
16 TANAKA Yoko <J> 初習者に、発音も文法も、oral も ecrit も
17 SHIMAMURA Masako, AZRA Jean-Luc <F/J> Le support ecrit du cours de conversation : probleme orthographe-lecture-prononciation
18 CADIOU Yves <F> Les articulations logiques

それ以外のテーマについてのアトリエ HORS-THEMES

19 KASUYA Yuichi, KAWAI-CHARNAY Georgette <F/J> Promotion de l'enseignement du francais II フランス語教育のアピール II
20 NISHIMORI Makoto <J> シャンソン
21 IWATA Yoshinori <J> LL教室の可能性 Possibilites du laboratoire de langue
22 NISHINO Kaeko <J> 日本のフランス語教育におけるティームティーチング〜現場からの一報告
23 FUJITA Yasuko <J> 課題仏作文 -- 整合性のある文章を書くために
24 FURUMIYA Eri, MATSUOKA Mamiko, YASUMOTO Asuka <J> ゲームでフランス語
25 KIKUCHI Utako <F/J> Classe de communication-tandem, recapitulation d'un an d'experience
26 IGATA Kazumasa <J> Immigres en France, surtout les Soninke a Paris



第15回関西フランス語教育研究会の開催記録:

△日程:2001年3月29日(木)〜3月30日(金)の二日間
△場所:ホテル舞子ビラ(神戸)
△費用:
A: 16 000 円(両日参加、宿泊料込み)
B: 12 000 円(両日参加、宿泊なし)
C: 8 000 円(29日のみの参加)
D : 8 000 円(30日のみの参加)
学生割引あり。

第15回ランコントルのテーマ:

1.最初の年に何をするべきか L'an 1 ou que faire pour la premiere annee ?

最初の年は大切です。
フランス語と出会う最初の年、それは学生たちが新しい環境への期待に胸をふくらませながら異なる文化に触れることの意味、そして楽しさを知るまたとない機会です。数ある外国語のなかからフランス語を選択してくれた人たちが一年の学習を終えた時、フランス語を選んでよかったという満足感、これだけできるようになったという達成感を得て、以後も長くフランス語とつきあうようになってほしいではありませんか。そのためには何をすることが必要なのでしょうか。最初の年に彼等の心をつかむことができなければ、多くの場合二年目はないはずです。
発音、聞き取り、文法など初学者がぶつかる困難にはさまざまなものがあります。外国語を学ぶことそれ自体を学んでもらう必要があるかもしれません。加えて教官は初学者にどんなフランス語を教えるか、また文化をどのように授業に導入するかを考えなくてはいけません。
2001年は新世紀、新千年紀の「最初の年」です。フランス語教育の未来を見据え、新世紀にふさわしいアイディアに満ちたアトリエ、投稿をお待ちしております。

2.授業における活動と評価を考える  Production - Evaluation

穴埋め等の練習は文法学習に適し、得点化が容易ですが、授業形式としては単調になりがちです。一方、会話やロールプレイング等はコミュニケーション能力の向上に適し、授業が活発になる反面、評価や得点化は必ずしも簡単とはいえません。授業の条件に応じて、どのような活動や課題を導入し、どのように評価したらよいでしょうか? 実際にうまくいっている方法、他の人にも勧めたいような方法とはどんなものでしょうか? 授業における活動と評価の両方を視野に収めて考えてみましょう。
導入すべき活動も評価法も授業の目標と目的次第ですが、どんな目的を達成するために、どのような活動や評価法が有効なのでしょうか。活動と評価は一貫していなくてはなりませんが、学習者の活動に対しては、どのような評価がどのような形で適用されるのでしょうか。また活動と評価は、授業のどの時点に位置付けられるでしょうか。習得/学習の間? それとも後?
 それによって授業の構想や準備はどのように影響を受けるでしょうか。
「授業における活動と評価」というテーマは幅広いので、様々な視点および問題関心に基づく考察が可能でしょう。皆様のアトリエ、投稿をお待ち致しております。

*****

アトリエのリスト(F は使用言語フランス語、Jは日本語)
THEME 1 : L'AN 1 OU QUE FAIRE EN PREMIERE ANNEE ?
1. AZRA, Jean-Luc : Grammaire et conversation. (F)
2. BESIAT, Jean-Pierre : Des outils pour apprendre a apprendre. (F)
3. IKAWA Toru : Que faire en 1ere annee ? (J)
4. INOUE Hiroki & ITO Koji : 多言語学習・研究のツール Vmware : un logiciel pour Internet et le mail (J)
5. ITO Koji & YAMAZAKI Natsue : チューターによる学習実験 Une experience du tutorat. (J)
6. MASSERON, Jean-Francois : Un an pour enseigner l'article "le". (F)
7. NAKAMURA, Keisuke : Lecture et prosodie en premiere annee. (J)
8. RICO-YOKOYAMA, Adriana : Une annee pour aller plus loin. (F)
9. SAGO, Sakurako : ゲーム -- 楽しく復習するために Des jeux pour memoriser. (J)
10. TAKEUCHI, Ekuko : 今後大学は第ニ外国語として、どのようなフランス語を教えていくのか  Quel francais enseigner ? (J/F)

THEME 2 : PRODUCTION - EVALUATION
11. LE LARDIC, Monique : Du savoir recu au savoir construit. (F)
12. NOZAKI, Jiro : フランス語教育にどのようにインターネットを活用するか Internet et l'enseignement du francais. (J)
13. TAKAGAKI, Yumi : 中級の作文 -- 文から文章へ De la phrase au paragraphe. (J)
14. VANNIEUWENHUYSE, Bruno : Quels apprentissages culturels dans un cours de conversation ? (F)

HORS THEMES
15. BENOIT, Louis & FUJITA Yoshitaka : Formation des enseignants du francais. (F/J)
16. CHEVALIER, Laurence & TAKEMATSU Yuko : Un exemple de la collaboration pedagogique. (F/J)
17. FURUMIYA Eri, MATSUOKA Mamiko & YASUMOTO Asuka : 小学生を対象とした「夏休みフランス語教室」における教材としてのゲームの役割 Activites ludiques pour l'ecole primaire. (J)
18. SHIRAI Haruto & HIRABAYASHI Michihiro : Activites de classe et style d'apprentissage. (J)
20. KASUYA Yuichi : フランス語教育のアピール La Promotion de l'enseignement du francais. (F/J)
21. KOISHI Atsuko, KUNIEDA Takahiro & KURATAKE Kenichi : マルチリンガル・スペースの試み L'espace multi-langue de Keio.(J)
22. NISHIO Haruko : Motiver les etudiants pour qu'ils continuent leur apprentissage du francais. (J/F)
23. TSURI Kaoru : Utilisation du cinema en classe. (J)
24. YAMAI Noriyuki : 日本人学習者の後天的部分的難聴 Les Japonais ont-ils la meme oreille que les Francais ? (J/F)

仏語案内文については
http://jupiter.lang.osaka-u.ac.jp/~benoit/rpk2001/inscription.html
を御覧下さい。



第14回関西フランス語教育研究会記録

日時:2000年3月29日(水)−30日(木)
場所:ホテル舞子ビラ(神戸。明石海峡大橋近く)
参加費:
A. 16 000 円(両日参加。二人部屋宿泊+食費)
B. 12 000 円(両日参加。宿泊無し)
C. 8 000 円(水曜日29日のみ参加)
D. 8 000 円(木曜日30日のみ参加)

第14回大会アトリエのリスト

使用言語:[F] はフランス語を、[J] は日本語を、[JF]は両言語併用を意味します。

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